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【ヘアメイク監修】初心者向け!メンズワックスの使い方あれこれ

上手にスタイリングするには、自分にあったワックスを選ぶことが大切です。スタイリング初心者は、セット力とキープ力に優れたハードワックスがおすすめです。また、ワックスをつける前に、正しい方法でブローしましょう。髪を整えたら前髪以外のトップから順にワックスをつけていきます。ここでは、基本的なワックスの付け方をご紹介します。

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初心者にハードワックスがおすすめの理由

ひとくちにメンズワックスといっても、いろいろなタイプがあります。種類がたくさんありますので、その中から自分に向いているものを選ぶことが大切です。本来は髪質や目指す髪型を考慮して、それらに適したものを選ぶのが良いです。

しかし、ワックスを扱い慣れていない初心者は、ハードワックスから使い始めることがおすすめです。ハードワックスには強力なホールド力があり、一度セットすれば崩れにくく、髪型を長時間をキープしてくれるメリットがあります。ワックスに慣れるまでの間は、セットのしやすさとキープ力の高さを持つハードワックスでスタイリングすると、スムーズに髪型がキマるでしょう。

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AXE BLACK マッドワックス

扱いに慣れてきたら、自分のなりたい髪型を作れるスタイリング剤を使い、その場に応じたヘアスタイルを作れると、周りにもおしゃれな印象を与えられます。マット感を出したい時はマットタイプ、濡れ髪スタイルにしたい時はジェルタイプを使うなど、髪型とシチュエーションに応じて使い分けてみましょう。

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メンズワックスを付ける前の準備

ワックスを付ける際は、いきなり髪に付けないように注意しましょう。

シャンプーをしたり寝ぐせを直したりして髪を濡らした場合でも、スタイリングの準備としてドライヤーでブローしておく必要があります。なぜなら、濡れた状態の髪にスタイリング剤を付けても、種類によっては髪にボリュームを出すのが難しいからです。さらに、単純に乾かすのではなく、うまくブローをしておけば、後でヘアセットしやすくなります。

ブローの方法

ワックスをつける前のタートルネックのニットを着たイケメン男性

まず、トップの髪を軽く握って持ち上げましょう。

ドライヤーを持って後頭部を乾かすイケメン男性が使い方をレクチャー

持ち上げた髪の根元にドライヤーで空気を送り乾かします。同様に、後頭部の髪も持ち上げて、根元に空気を送りましょう。

スタイリング前にドライヤーを使って後頭部を乾かす方法

ただし、後頭部はトップより髪が多いため、左右に分けて別々に行うのがポイントです。髪の毛が長い人が後頭部をドライヤーでブローする際は、上を向いてブローするのがおすすめ。

スタイリング前にドライヤーを使って前髪を乾かす方法

前髪も手でつかんでブローします。全体的に丸いシルエットになるようにブローしましょう。

スタイリング前にドライヤーを使ってサイドを乾かす方法

サイドは、髪を手でおさえてブローすることで、くせが広がらないようになります。ここで、手をおさえずにハチの髪が広がっている人が多いので、サイドをしっかりおさえてブローするのがポイント!

スタイリング前にドライヤーの使って髪を乾かした男性

このようにブローでなりたいヘアスタイルをイメージして髪にクセ付けをしておけば、セットのときに髪が扱いやすくなります。また、トップと後頭部は時間とともにボリュームダウンしがちですが、ブローをしておくことで長持ちしやすくなります。

前髪だけブローしていて全体のバランスが悪い人が多いので、全体的に丸い形になるようにブローしましょう。下を向いてドライヤーをかけてしまうと変な分け目やぺたんとなりやすいので、顔を上げてブローするのがおすすめです。

メンズ用ワックスを付けるポイントは?

後頭部が終わればサイド、最後にトップの順に付けていきましょう。頭に手のひらを乗せ、左右に振ることで自然な毛束を作ることができます。次に、サイドのやや上側に指を入れ、手ぐしで根元を持ちあげてボリュームをアップさせます。これらの手順を踏んだ後、前髪をセットしていきましょう。この手順であれば初心者でも手軽に付けられるのでおすすめです。

ワックスの量は10円玉

準備ができたら、いよいよメンズワックスを使います。

ワックスを使う際の適量は10円玉サイズ

まず、大切なのはワックスの使う量に気をつけて手に取ることです。少なすぎても多すぎてもセットがしにくくなりますので、10円玉ぐらいを目安に使用しましょう。この時、指先から第一関節が埋まる程度を目安にすると良いでしょう。

ここでのポイントは、10円玉の量を2回に分けてトップとバックで使うということ。セットを二段階でするようなイメージで、10円玉の量を2回に分けてスタイリングしましょう。

ワックスを手に取り付ける前に手のひらや指全体にのばす

次に、ワックスを手のひらで薄く伸ばします。このときのポイントは、ムラが生じないように、手の間と指先までまんべんなく伸ばして付けることがポイントです。

手のひらでムラがある状態だと、髪に付けたときも偏った状態になるので、手のひら全体と指の間にものばしておきましょう。

前髪以外にパラパラとワックスを付ける

メンズワックスの正しい付け方や使い方

そして、ワックスを実際に付けていくステップです。

まずは、前髪以外のトップに髪をパラパラとしてワックスを付けていきましょう。その時、根元には付かないように気をつけて付けていきます。

後頭部から揉み込むように付ける

メンズワックスの正しい後頭部への付け方や使い方

後頭部からもみこむようにセットしていきましょう。髪を握りながらもみ込み、髪の内側にもしっかりとワックスを付けます。

メンズワックスを後頭部へ揉み込む男性

指で掴みながらトップと後頭部にワックスを馴染ませる

指で掴みながらトップと後頭部にワックスを馴染ませる

髪を上にあげながら指先で掴むようにワックスを付けていきます。このときも、前髪にワックスが付かないよう気をつけましょう。

指先で掴むようにワックスを付ける男性

サイドの髪を指先で掴むようにワックスを付ける男性

前髪はワックスが付いていない状態から整える

メンズワックスで髪のボリュームを出した男性

上の写真は、後ろとトップをワックスをつけてボリュームを出した状態です。全体のボリュームを出したあと、次の工程でシルエットを整えます。

ワックスをつけた後の男性をサイドから見た場合

サイドから見た図

手に残ったワックスを前髪とサイドに付ける

髪のサイドにメンズワックスを付ける男性

手に残ったワックスを前髪とサイドにつけます。この時、2回に分けてワックスを取っている人は、新しく10円玉の半分の量のワックスを手にとって同じようにのばしてつけます。

サイドは、残りのワックスで耳上を抑えるようにしてつけます。

前髪はつまむように

前髪へのワックスの付け方

前髪はつまむような感じでおでこに沿わせてスタイリングしてください。

パサパサと散らして空気を入れながら整える

髪にワックスを付け、仕上げを行う男性

最後は、頭全体を調整する工程です。
あげたトップをパサパサと散らして、ボリュームを出した髪に空気を入れながら整えていきます。後ろも同様にして空気を入れて。

ボリュームを落とし過ぎてしまった場合

髪の毛にワックスを使ってボリュームを出す男性

もしボリュームを落とし過ぎてしまったら、手グシで根元を持ち上げてボリュームを出しましょう。(これを何度か繰り返す)

ランダムに毛束をつまんで全体を整える

ワックスを使って束感を出したいときはネジる

束感を出したいときは、髪の毛をネジネジするのがオススメです。

ワックスを使って束感を出す方法

ワックスの量は、髪の細さで変えるのがオススメです。量が多いとベチャベチャになってしまうため、髪が細い人は少なめ(一円玉ぐらい)にしましょう。

ジェルの場合は水を混ぜて自然な艶感を出すと今っぽくなります。同じ1本で、ニュアンス使いとパリッとキメるスタイルも作れるので、ぜひトライしてみて。

完成!

メンズワックスを使ってスタイリングした正面の髪型

正面

メンズワックスを使ってスタイリングした左サイドの髪型

左サイド

メンズワックスを使ってスタイリングした右サイドの髪型

右サイド

横から見たシルエットを綺麗なハート型になるようにするのがポイントです。後ろにボリュームが出ないと、ぺったんこでバランスが悪く見えてしまうので、注意しましょう。

スタイリストが行うスタイリングのコツ

顔全体の印象を決めるのに大切となる前髪。トップやサイドと異なり、あまりワックスをつけすぎずに自然な仕上りを目指すのがコツです。そのため、後ろ髪からつけていきトップをセットした後に、残っているワックスで前髪をセットすると良いでしょう。

指先を使い毛束を作るようなイメージでワックスをつけていきます。根本にワックスをつけると前髪のスタイルがはっきりしてしまうので、根元にワックスをつけるかつけないかはスタイリストによって分かれますので、自分の好みで選びましょう。前髪を整えたらスプレーをして完成です。前髪以外の髪はムラなくワックスが均一になるようにつけるのがポイントです。

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どんなワックスを使用すればいいかわからない人には、髪全体のシルエットづくりをはじめ細部の作り込みも可能なAXEのマッドワックスがおすすめです。

AXE BLACKシリーズ中最もホールド力が強く、雨の日でもスタイルをキープしてくれます。仕事終わりにデートの予定がある場合でも、1日中髪型を保ってくれるこの商品なら心強いでしょう。

ワックスのスタイリングでNGなのは?

ワックスはよく伸ばしてつけよう

ワックス初心者の人が陥りがちなのが、髪の表面のみに不均一にワックスをつけてしまうことです。上手くスタイリングするためにも、髪全体にワックスをつけることを意識しましょう。
また、ワックスをつけすぎてしまい、白く目立ってしまうことがあります。適量のワックスをしっかり手のひらに伸ばしてつけるようにしましょう。

ヘアアイロンは乾かしてから

ワックスの後にヘアアイロンを使ってスタイリングをすることは問題ないのですが、髪の毛が濡れたままヘアアイロンを使うのはおすすめしません。濡れた髪にヘアアイロンを当てるとジュっという音がして、髪の毛の内部の水分まで蒸発してしまいます。

髪にダメージを与えてしまうので、ドライヤーでしっかり乾かしてからヘアアイロンを使いましょう。ヘアアイロンを使う場合は、あらかじめ水分含有量の少ないワックスを選んでおくことをおすすめします。ワックスの後にヘアアイロンをすることで髪の毛に艶が出て、より魅力的になるでしょう。

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寝癖のままスタイリングするのもNG!

ひどい寝グセがあるにもかかわらず、それを直さずにそのままスタイリング剤をつけてスタイリングをしようとすることは控えた方が良いでしょう。寝グセを直しておかないと、スタイリング剤をつけても寝グセがそのままになってしまったり、不自然な仕上がりになってしまったりする可能性があります。

寝グセを直したいのであれば、ドライヤーを使うことが欠かせません。ドライヤーを使って髪の毛を乾かすときには、髪の毛の根元を中心にブローして寝グセを解消していきましょう。根元からブローをすることでスタイリングのベースが作られて、セットが決まりやすくなります。なりたい髪型によっては、髪を濡らしてスタイリングした方が良い場合もあります。自分がどんなヘアスタイルになりたいかを考えながら、スタイリング剤をつける前に、しっかりと髪を整えるようにしましょう。

寝る前のケアで寝癖を軽減できることも。気になる方はこちらの記事も読んでみてください!

使い方を重視してメンズワックスでセットしよう

男性の髪質やなりたいヘアスタイルを作れるように考えられたメンズ用ワックスを使うことで、いつもと違った印象や雰囲気を出すことができます。
メンズワックスには様々なタイプがあり、商品が豊富な分どれを使うかで印象も異なります。まずは、ワックスの使い方の基本的なポイントをおさえて、自分の思い通りのスタイリングができるようにたくさん試してみましょう。

また、クセ毛や剛毛など髪質や毛量にも個性があり、一人一人同じスタイリング剤を使ってもできるヘアスタイルは異なります。メンズ用のワックスをたくさん試したり使い続けていく中で、自分らしい髪型を作るコツが次第に分かってくるので、まずはスタイリングを楽しみましょう。
慣れてきたら髪型にアレンジを加えたり、いろいろなメンズワックスを試したりして、新しい自分のスタイルを見つけてみましょう。スタイリングを楽しみながら、メンズワックスを使いこなせる上級者を目指してみてください。

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ヘアスタイリング、ブロー監修:ヘアメイク富永智子

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