2020年のメンズ秋服はどのようなトレンドなのでしょうか?トレンド傾向や注目したいカラー、柄、デザインをそれぞれ見ていきましょう。
2020-21秋冬のトレンドはクラシックです。ミラノメンズコレクションでは、テーラードジャケットやコート、スーツなどの正統派を軸に、カジュアルやアウトドア、ストリートなどのテイストをプラスしたファッションが発表されました。また、多くのブランドが人や環境に配慮したサスティナビリティに力を入れています。
2020年秋冬のトレンドカラーは、黒・ダークブルー・フォレストグリーンに加え、濃い紫を指すパープルアディクトや、皮膚を連想させるスキンカラーなど。パントン社が発表した2020年のカラー・オブ・ザ・イヤーは、クラシック・ブルーです。JAFCA(日本流行色協会)では、ヒューマンレッドが選定されました。オレンジやイエローなど、ビタミンカラーのアイテムをコーデに取り入れるのが2020年秋冬のトレンド。
2020-21秋冬の注目柄は、滲んだようなサイバープリントや人の顔をコラージュしたプリント、パッと見ただけでは花に見えない曖昧な花柄などです。レオパード柄にもカモフラージュ柄にも見える抽象柄が登場。伝統的な柄ではタータンチェックや大柄チェックが増えています。アシンメトリーや、一つのウェアに複数の素材や柄が混在するデザインにも注目です。
おしゃれな秋服でキメたいけれど、センスに自信がないと悩んでいませんか?コーデをおしゃれに見せるために意識しておきたいポイントを確認しておきましょう。
〈Iライン〉
全体的なラインを意識するとグッとおしゃれな印象に。大人っぽい印象にキメたいなら、トップスとボトムスをコンパクトにまとめ、スラリとしたIラインを意識しましょう。
〈Aライン〉
ワイドパンツのようにゆったりしたボトムスを合わせ、Aラインのシルエットにすると、重心が下になり男らしい印象になります。
〈Yライン〉
トップスにロング丈のアウターを、ボトムスは細めのパンツを合わせたYラインコーデ。ロング丈のジャケットはきちんと感を演出し、大人っぽい印象になります。腰回りが隠れるので体型カバーにもおすすめ。
有彩色が多いコーデはカジュアル感が強くなります。有彩色とは白や黒、グレーといったモノトーン以外の色のこと。有彩色は小物も含み、2色までに抑えるのが大人っぽくおしゃれに見せるポイントです。
2020年は流行に左右されず長く愛用できる定番アイテムがトレンド。同時にカジュアルさをプラスするとさらにおしゃれな印象に!メンズの秋服コーデに取り入れたい、注目トレンドアイテムをピックアップしました。
ショート丈からロング丈のレザージャケットは、2020年秋冬のトレンドアイテム。襟にファーがあしらわれたラグジュアリーなものから、裏ボアのカジュアルなデザインまで、種類はさまざま。ジャケットと同じくレザーパンツもトレンドアイテムの一つです。
チェスターコートは長めのスーツジャケットのような外観が特徴で、丈は腰下から膝下程度。フォーマル感があるのでビジネスからカジュアルまで幅広いシーンにマッチします。2020-21秋冬メンズコレクションの中でも、チェスターコートを合わせたコーデが数多く登場。
パーカーは気軽に着用できて、ほど良いトレンド感を与えてくれるアイテムです。そのまま着用する他、チェスターコートのようなきれいめアイテムのドレスダウンとして取り入れるのもおすすめ。2020-21秋冬コレクションでは、BIGシルエットのジャケットに合わせたコーデも見られました。
グレンチェックはテイストの異なるアイテムとも難なくマッチし、コーデを格上げしてくれるアイテムです。取り入れるだけで上品さとシックな雰囲気を演出してくれるので、トレンドのクラシックスタイルにもぴったり。2020-21秋冬コレクションのランウェイでは、グレンチェック柄のセットアップも登場。ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
※7月分記事「秋 アウター メンズ」のリンク設置予定
2020年秋冬のメンズファッションのトレンドは、春夏に引き続きクラシックが主流。大量消費のファッションから、徐々に長年愛用できる質の良い洋服の価値が見直されています。服を新調する時はトレンドを意識すると同時に、長く愛用できるのかを考えて選ぶことも大切。いつものスタイルをセンスアップする、おしゃれな秋服アイテムを取り入れてみてくださいね。
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