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  • 【医師監修】香水をつける正しい場所はどこ?初心者が押さえておきたい使い方を解説-メンズ編-
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【医師監修】香水をつける正しい場所はどこ?初心者が押さえておきたい使い方を解説-メンズ編-

香水をつけて良い香りをまといたいけれど、つけ方や使う量などがよく分からないという男性も多いのではないでしょうか。この記事では、香水初心者向けに香水の種類や特徴、つけるとよいおすすめの場所、そして使う時のポイントなどを解説します。香水の効果的な使い方を知り、香りを身にまとってさらなる魅力アップにつなげてくださいね。

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この記事の監修者:永田孝行

永田孝行 医師

▼永田先生プロフィール

医学博士・健康科学博士。
東京大学大学院医学系研究科に於いて肥満と代謝を研究。 専門は内科,美容皮膚科,医療データ。
日本ダイエットスペシャリスト協会理事長。主な研究内容・論文は「低GI値に於ける血糖値と減量への影響」。著書に「低インシュリンダイエット」がある。

▼医師コメント

香り(臭覚)は、味覚・視覚・聴覚とは異なり、本能的な感情を司る大脳辺縁系に直接伝わることでやる気や閃きなどが刺激されて行動力が出やすくなります。また、ホルモンのドーパミンを引き出して興奮状態をつくり、仕事や人間関係及び遊びにまで積極的になりやすく、自信をもってメリハリある生活が目指せます。
従って、香水は他人への影響よりも自らを奮い立たせる目的で習慣的につけた方が良さそうです。

香水の種類と特徴

香水は、種類によって香料の濃度や持続時間、使う量にも違いがあります。特に香水の種類は香料の濃度によって「パルファン」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」という4つに分けられます。

①パルファム
濃度:15~30%
持続時間:5~12時間
②オーデパルファム
濃度:10~15%
持続時間:5~10時間
③オードトワレ
濃度:5~10%
持続時間:2~5時間
④オーデコロン
濃度:1~5%
持続時間:1~2時間

これらは「エタノール濃度」と「香りの持続時間」が異なり、香料(エタノール)の濃度が高く、香りの持続時間が長いため、価格も濃度が高いほど高額になります。

香水の種類①パルファン

スーツから香水を出す男性

パルファン、もしくはパルファム(parfum)と呼ばれ、フランス語で「香水」という意味を持ちます。4つの中で香料の濃度が一番濃い液体タイプで、持続時間が長いのが特徴です。
フォーマルなシーンでよく使われ、上級者向けの高額なものが多く見られます。香りが強いためつける際は「点」を意識し、一滴だけ肌につけて使うのがおすすめです。

香水の種類②オーデパルファン

香水を手のひらにのせる男性

オーデパルファン、もしくはオードパルファン(Eau de parfum)と呼ばれます。「オーデ」(Eau de)はフランス語で「水の」という意味を持ち、パルファンよりも薄めの印象を与えます。

お手ごろな価格で使いやすいスプレータイプで、香りの持続時間はパルファンに次いで長いです。濃度も少し高く香りが強いので、「線」を描くように1~2プッシュ使うのがおすすめです。

香水の種類③オーデトワレ

透明の香水ボトルと箱

オーデトワレ、もしくはオードトワレ(Eau de Toilette)と呼ばれます。香料の濃度はパルファン、オーデパルファンに次いで3番目。

ほのかに香り、普段使いしやすく、香水をこれから使いたいという初心者におすすめです。スプレータイプで香りの種類やデザインも豊富。2〜3プッシュ(1ヵ所1プッシュ)を目安に「線」を描くようにつけます。持続時間は短いため、数時間おきにつけなおすと良いでしょう。

香水の種類④オーデコロン

いろいろな香水のボトル

オーデコロン(Eau de Cologne)と呼ばれ、4つの中で香料の濃度が一番低く、軽めの香りが楽しめます。香水の強い匂いが苦手な人や初心者に使いやすいタイプ。
爽やかな香りのユニセックスタイプが多く見られます。持続時間は短いので、2〜3プッシュを広い範囲に「面」でつけましょう。

スポーツ後やお風呂上りなどのリフレッシュ、また香水の香りが苦手な方や自然にいい香りをまといたい方におすすめです。価格もお求めやすく、たくさんの種類を試したり気軽に香りづけできるアイテムが揃っています。

香水の香りの変化を知っておこう

植物の葉と香水

つけた瞬間は香りが強く感じられる香水ですが、時間とともに次の3段階で香りが変化していきます。つける人の体質によって香りの変化は異なりますので、それぞれ香りの変化を楽しみながらいい香りをまとってみてくださいね。

トップノート:つけてからすぐ香る第一印象の香り。柑橘系などの揮発性が高いものやアルコールを含み香りが強いのが特徴。
ミドルノート:つけて30分~1時間後ぐらいに香り、フローラル系などその香水のメインとなる香料が使われます。
ラストノート:つけてから数時間後、香りの余韻が楽しめます。バニラやムスクなど残香性のある香料がよく使われます。

一般的に、皮脂の分泌量が多く汗をかきやすい人の方が香りが強くあらわれやすく、体温が低くて汗をかきにくい人の方がトップノートの時間帯が短くてミドルノートに早く変化する傾向があるといわれています。

香水をつけるおすすめの場所はどこ?

首元に香水をつける男性

香水をしっかり香らせたいのかほんのり香らせたいかで、つける場所を上半身と下半身で変えるのがおすすめです。次に具体的にどの部分につけるのかを見ていきましょう。

香水をつける場所:しっかり香らせるなら上半身

体温が高い場所につけると、香水が温められ香りが広がりやすくなります。しっかりと香らせたい場合は「うなじ」や「ひじの内側」など体温が高く、太い血管が通っている場所につけましょう。
鼻に近い場所だと香りが強すぎる印象を与えやすいので注意してください。

香水をつける場所:ほんのり香らせるなら下半身

香りは下から上へ上がる特徴があります。
男性は女性より体温が高い傾向があるため、ほんのりと自然に香らせたい時は上半身よりも下半身につけるのがおすすめです。「ウエスト」や「太ももの内側」、「膝」や「足首の裏側」につけると良いでしょう。

つけすぎると香りがきつくなってしまいがちなので、自然な香りを意識すると良いでしょう。

香水のつけ方のポイントとは?

香水をスプレーする男性

香水の種類や特徴、つける場所が分かったら、使う量やタイミングや注意点などに気を付けて実際に使ってみましょう。

種類に合わせた適量をつける

香水の種類によって適量は変わります。濃度の低いオーデコロンなどの場合は、2~3プッシュが適量ですが、濃度の高いものは1~2プッシュで十分です。自分は香りに慣れて物足りなく感じても、周りには十分伝わっているので、ほのかに香るぐらいを意識してみてください。出かける30分ぐらい前につけると良いでしょう。

清潔な肌につける

香水をつける時には、シャワーで汗を流したり汗を拭いたりした後など、清潔な肌につけることをおすすめします。香水はアルコールを含むため、顔や頭皮に直接つけるのは避けてください。

香水をつけるタイミング

香水を付けるタイミングは、外出する場合は香水のトップノートに合わせ、待ち合わせの30分~1時間前につけると良いでしょう。

汗をかいやすい部位は避ける

香水をつける際は、汗をかきやすい部位は避けましょう。特に脇や足の裏は頻繁に汗をかきやすく、汗と体臭と香水の香りが混ざり、本来の香りが出なくなってしまうことも…。汗をかきやすい部位には、自然な香りのボディスプレーなどでシュッとリフレッシュし、香水は清潔な部位につけることを心がけましょう。

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香水をつける場所にこだわって、男性の魅力をさらにアップ!

男性用のネクタイ・時計・香水など

香水の種類や特徴、香りの変化などを理解すれば、おしゃれアイテムの1つとして「香り」そのものを楽しめそうですね。自分の好みの香りを身にまとって、男性の魅力をさらにアップさせましょう。

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