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フレグランスアドバイザー監修|香水を付ける場所はどこ?上手な香らせ方や対処法
香水は正しい場所につけたり量に注意したりすることで、本来の香りを引き出せます。そのため、適切な香水の使い方を知っておく必要があります。この記事では、香水をつけるおすすめの場所や避ける場所、上手な香らせ方や気を付けるべきポイントなどを解説します。併せて、香水初心者におすすめのAXEのアイテムもご紹介します。
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目次
- 香水をつける場所としておすすめの部位
- さりげなく香らせるなら体の内側(服に隠れた部分)に
- しっかり香らせたいときは体の外側(服から出る部分)に
- 香水をつける場所で避けた方が良いところ
- 汗をかきやすい部位
- 直射日光が当たる部位
- 髪の毛や衣類
- 上手に香らせる香水の使い方
- 外出30分前を目安に香水をつける
- 清潔な状態の肌の上から香水をつける
- ある程度離れた位置から、香水を1~2プッシュする
- 香水をつけた場所をこすらない
- 香水をつけ直すときは持続時間が過ぎてから少量つける
- 香水をつけるときに気を付けるポイント
- TPOに合わせて香水を使う
- 季節に合わせた香水を選ぶ
- 香水をつけすぎたときの対処法
- 香水の種類
- オーデコロン(EDC)
- オードトワレ(EDT)
- オードパルファン(EDP)
- パルファン
- 香水初心者におすすめのフレグランス
- 香水をつける場所を知り、よりおしゃれなメンズになろう!
- この記事の監修者:フレグランスアドバイザーsatsuki
- 監修者コメント
香水をつける場所としておすすめの部位

香水は、汗をかきにくく体温が下がりにくい部位につけるのがおすすめです。付け方や付ける場所によっては香り方が変わってしまうので、香水の特性を踏まえながらつける場所を知っていきましょう。
さりげなく香らせるなら体の内側(服に隠れた部分)に
香りをほのかに漂わせたいなら、ウエストや腰、膝、太ももの内側といった体の内側につけるのがおすすめです。香りは下から上へ香り立つ性質があるため、十分香りを楽しめます。
強く香ってしまうのが心配な香水初心者は、まずは服に隠れた部分につけることから試してみてください。強すぎる香りを避けたいビジネスシーンなどでも、体の内側につけると良いでしょう。
しっかり香らせたいときは体の外側(服から出る部分)に
プライベートやデートシーンなどでしっかり香らせたいときには、体の外側に香水をつけると良いでしょう。肘の内側、手首のいずれかに少量つけるだけでも香りを楽しめます。ただし、量をつけすぎると逆効果になることも。特に、自分が匂いに慣れてくると香水のつけすぎにつながりやすいため、1〜2プッシュに留めることを心がけてください。
また、食事の前や映画館などの密室空間など、香りがこもりやすいシーンでは付けるタイミングも大切。予定の2~3時間前には付けておくのがベターです。パフュームやオードトワレ、コロンなど、フレグランスの種類によって香りをつける最適なタイミングは変わるため、使う種類によって変えましょう。
香水をつける場所で避けた方が良いところ

香水をつける部位によっては香りが損なわれてしまいます。また、衣類などにつけると変色の原因になるおそれも。香水の香りで好印象を与えるためにも、避けた方が良い場所を把握しておきましょう。
汗をかきやすい部位
脇、首まわり、頭、背中などの汗をかきやすい部位には香水をつけないようにしましょう。汗をかきやすい部位に香水を付けると汗と香水の匂いが混ざり、せっかくの良い香りが損なわれる可能性があります。
直射日光が当たる部位
直射日光が当たりやすい腕や手の甲なども、香水をつけない方が良い部位。香水には、普通の化粧品よりも濃度の高い香料が含まれており、香料によっては直射日光が当たることで肌のカブれやシミの原因になる場合があるためです。衣類や髪で肌が隠れるような場所に香水をつけましょう。
髪の毛や衣類
肌以外の髪の毛や衣類につけることは、あまりおすすめできません。香水にはアルコールが多く含まれており、髪の毛につけると傷む場合があるためです。髪から香らせたい場合は、香水よりヘアフレグランスが良いでしょう。
また衣類につけると、香水の着色料や香りの成分によって変色してしまう可能性があります。特に、アウターなど洗濯の頻度が低いものには匂いが残ることもあるので注意が必要です。
上手に香らせる香水の使い方

香水をつけるタイミングや量などのポイントを押さえることで、上手に香りを纏えます。ここでは、香水の使い方、つけ直すときのポイントなどを紹介します。
外出30分前を目安に香水をつける
香水の香りが一番出やすいのは、つけて30分~1時間ぐらい経過したときが多いとされています。待ち合わせなどを加味しても、外出30分前ぐらいにつければ香水の良さを活かせるでしょう。
ただし、香りの持続時間はオードパルファムは4~6時間、オードトワレは3~4時間、オーデコロンは1~2時間です。(詳細は後術)賦香率によって香りの持続時間や濃度が違い、また付ける人の体温によって香りがのピークというのは変わりますので、この時間を目安にして自分に合ったタイミングを見つけましょう。
清潔な状態の肌の上から香水をつける
香水を上手く香らせるためには、清潔な状態の肌の上につけることが重要です。汗や皮脂のニオイとフレグランスが混ざると香水の本来の良さを活かせないため、香水をつける前にシャワーを浴びて汗を洗い流したり、無香料タイプのデオドラント剤を使って、清潔な状態肌の上から香水をつけることがおすすめです。
※無香料タイプのデオドラント剤など何かの上にフレグランスを付けることで、肌に直接フレグランスがのらないため、香り立ち方が変わることもあります。
ある程度離れた位置から、香水を1~2プッシュする
香水は、身体から10~20センチの位置から1〜2プッシュかけるのがポイントです。ある程度離れた位置から素肌に吹きかけるとミストが均等にかかるため、自然に香りが立ちます。
香水をつけた場所をこすらない
香水をつけたあとにその部位をこすると、摩擦熱で香りの成分が揮発し香水の持つ良い香りが損なわれてしまいます。こすらず、押さえつけるようにしてなじませるのがベターです。
香水をつけ直すときは持続時間が過ぎてから少量つける
香水をつけ直すときは自分が香りを感じなくなってからではなく、手持ちの香水の持続時間が過ぎて香りが完全に消えてからにしましょう。
つけ直す前には、無香料の汗拭きシートで気になるところを拭き取るのがおすすめです。外出前につけた半分くらいの量を、1回目につけた場所から少しずらしてつけると香りが濁りません。
香水をつけるときに気を付けるポイント

良い香りをスマートに纏うため、使用シーンにも気を配りましょう。ここでは、香水をつけるときに気を付けるポイントを紹介します。
TPOに合わせて香水を使う
病院、飲食店、仏事、試験会場など香水をつけるのにふさわしくないシーンがあるため、TPOを考えて香りを纏うのがポイント。特にビジネスシーンでは、香りが強いとスメハラになることがあるので注意が必要です。
周囲の人が不快な思いをしないよう、香りが強くなりやすい上半身につけるのを避け、下半身につけるなど工夫しましょう。
また、山や森などのアウトドアな場所も、天然由来の香り成分によってハチなど危険な虫が寄ってきてしまうことがあるので、使用には気を付けてください。
季節に合わせた香水を選ぶ
季節にマッチする香水を選ぶのもポイントです。夏はシトラス系の爽やかな香りを纏うと軽やかな印象に。秋冬は乾燥しているので、バニラなど甘く重厚感のある香りがマッチします。季節に合わせて使う香水を変えると、女性からもおしゃれだと思われ、好印象を得られやすいでしょう。
また、香りの好みによっては使い方を工夫することで、いつでも自分の好きな香りを楽しむことができます。重みのある香りが好みの方は夏場は体の内側に仕込んだり、爽やかな香りが好みの方は、ウッディやスパイシーな香りのボディクリームで香りに深みをプラスするのもおすすめです。
香りの種類は何がある?季節やシーンに合わせた選び方、おすすめフレグランスも
香りの種類にはシトラス系、フローラル系、オリエンタル系、ウッディ系などがあり、そのなかでも細分化されています。香りを纏う際は、シーンに合わせて種類を使い分けるとより魅力的に映るでしょう。この記事では、男性におすすめの香りの種類、季節やシーンに合わせた選び方やおすすめのフレグランスを紹介します。
香水をつけすぎたときの対処法

もし香水をつけすぎたら、お湯や石鹸を使って洗い流すか、濡れたティッシュで拭き取ると香りがやわらげられます。全身に香りがついている場合は、拭き取りだけでは香りを抑えるのが難しいため、シャワーを浴びると良いでしょう。
香水の種類

香水の基本の使い方に加え、香水の種類についても知った上で使い分けできると素敵です。香水の種類は香料の濃度によって分けられ、香りの持続時間は濃度の高さに比例します。つける場所や香り方も種類によって異なるので、使用する香水に合わせて正しく使いましょう。
オーデコロン(EDC)
オーデコロンは、持続時間が1~2時間と短く、気分転換に適したタイプ。気軽につけ直せることから、香水初心者におすすめです。濃度が3~5パーセントと低く香りが控えめなので、手首など上半身につけるのが良いでしょう。
オーデコロンは、持続時間が1~2時間と短く、気分転換に適したタイプ。気軽につけ直せることから、香水初心者におすすめです。濃度が3~5パーセントと低く、香りが軽く飛びが早いので、広く面で付けるような感じで付けるとふわっと全体的に香り立ちます。上半身にふわっとつけるのがおすすめです。
オードトワレ(EDT)
オードトワレは、デイリー使いしやすい定番の香水です。濃度は5~10パーセントで、持続時間は3~4時間ほど。オードパルファンより濃度が低いため価格も抑えられており、どのブランドも用意があるので幅広く選びやすくなっています。
腰やウエストなど体の内側につけると、程よく香ります。爽やかな香りから大人な香りまで、自分に合った香りを選びやすい種類なので、いろいろ試してみることがおすすめです。
オードパルファン(EDP)
オードパルファンは、濃度が10~15パーセントと高め。濃度が高いため、長時間深く重く香ります。香りが強く香るので、体の内側部分に数滴付ける程度で香ります。そのため、手や腕よりも腰あたりに1プッシュ程度つけるのがおすすめです。
4~5時間もの間香りが持続するので、長めに香るものが欲しい人にも◎。
パルファン
濃度が15~30パーセントと最も高く、少量でも5~12時間としっかり香り続けるタイプです。濃度が高い分、スプレータイプではないことが多く扱いが難しい部分もあるので、香水上級者におすすめです。
香水初心者におすすめのフレグランス

香水よりも気軽に使いやすく、香水初心者におすすめなのが、『アックス フレグランスボディスプレー』です。肌に直接、身体全体に使えます。甘めのフローラル系や爽やかなシトラス系、大人っぽいウッディ系など香りの種類が豊富なので、気分によって使い分けてみてはいかがでしょうか。
『AXEフレグランスボディスプレー』のフレグランス全種類を紹介!
『AXEフレグランスボディスプレー』では、香りの異なるさまざまな製品が販売されています。香りは印象に大きな影響を与える重要な要素です。スプレーを選ぶ際、どのような香りがするのか事前に知っておくと自分に合った製品を選びやすいでしょう。この記事では、『AXEフレグランスボディスプレー』のフレグランスを紹介します。
香水をつける場所を知り、よりおしゃれなメンズになろう!

香水を使うときは、つける場所を考慮することが大切。使い方を少し工夫するだけで香水が長持ちし、素敵な香りを纏えます。フレグランスの良い香りで周りに好印象を与えられるような、おしゃれなメンズを目指しましょう。
この記事の監修者:フレグランスアドバイザーsatsuki

自分に合ったフレグランスやファッションをセレクトするパーソナルスタイリストとして活動中。
監修者コメント
脳に直接作用して、気持ちの切り替えスイッチにもなると物理的に証明されている香りの効果。適切な使い方をして、香りをうまく味方に付けるとぐんと印象もアップです!