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クールな競技で話題のヨーヨー世界チャンピオンにインタビュー!#3 SHION ARAYA
自分だけのスタイルを追求する男性を応援するAXE。現在、AMAZONでAXE製品をお買い上げいただいた売上の一部をヨーヨー連盟に寄付するキャンペーンを実施中!そんな今アツいWORLD YO-YO CONTESTチャンピオンに、自分らしいスタイルをインタビュー。第3回目は現役高校生チャンピオンの新谷紫恩選手に聞きました。
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目次
15歳でヨーヨーの世界チャンピオン!【新谷紫恩】選手にインタビュー
今最高におしゃれでクールな競技として、世界中から人気を集めているヨーヨー。毎年WORLD YO-YO CONTESTという世界大会が開かれ、若い世代を中心に注目されています。AXE編集部では、第1回は高田柊選手、第2回は岩倉玲に自分らしいスタイルについてインタビュー。
自分らしさ、自分だけのスタイルとは何かを求める男性を応援するAXEは、現役高校生ながら世界チャンピオンとして観客を楽しませるプレイを私たちにみせてくれる新谷紫恩選手にフォーカス。
無邪気な高校生の顔と選手としての顔を持つ魅力溢れる新谷選手に、今までの経験や将来の夢、かっこよさとは何かについてお聞きしました。
これがSHION ARAYAのスタイル
北海道地区大会優勝の時のプレイ
時折見せる笑顔が印象的!楽しんでヨーヨーをしている雰囲気が映像から伝わる。
この動画を見て一言、
速すぎる。
音楽に合わせて信じられないくらいのスピードで繰り広げられるヨーヨーは圧巻。一発勝負の世界で、これだけの速さでプレイできる彼の確かな技術と、時折見せる紫恩スマイルにファンになってしまう人は多いはず。
16歳という年齢の無邪気さがありながらも、プレイは年齢を感じさせない世界チャンピオンとしての貫禄が漂う存在が新谷選手。
そんな彼の自分らしいスタイルとは?
小さなきっかけから世界チャンピオンへ
ーー ヨーヨーを始めたきっかけは?
2010年のハイパーヨーヨーブームの時に、友達がやっているのを見てカッコイイなと思って始めました。もともとはベイブレードをやっていて。新しいベイブレードを買うために並んでいる時に、一緒にいた友達がヨーヨーをやって待っているのを見てカッコイイなと思いました。
ーー どんなところがカッコイイと思った?
会うたびに新しい技をやっていて、そんなこともできるんだなって。最初は友達からヨーヨーを貸してもらっていたんですが、自分でもやってみたくなって本格的に始めました。
ヨーヨーから世界が広がる楽しさ
ーー ヨーヨーの魅力とは?
コミュニケーションツールの一つだと思います。世界大会に行ったりすると、言語が通じないことがほとんどです。でもヨーヨーの技を見せ合って盛り上がって仲良くなれたり。お互い言葉がわからなくても、ヨーヨーを通してコミュニケーションが取れるところが魅力だと思います。
それから、勉強はあんまり好きではないんですが(笑)世界大会を通して英語がわかるようになったり。
ーー 新谷選手は香港のチームに所属しているため、他の国の所属選手やチームの人たちとコミュニケーションを英語でとることもあると。
はい。でもあまり話せないですが‥話している内容はわかります。技を見せ合うことで仲良くなれたり、好きなものを同じように楽しめる仲間が世界中に増えることは嬉しいです。あとは、単純に新しい技、難しい技ができた時の達成感が大好きです。技の難易度が高ければ高いほど、できた時「よっしゃ!」って思います。
高校生らしい純粋さを持ちつつも、10代にしてヨーヨーから世界が広がる瞬間をたくさん経験している新谷選手からは、限りない可能性が感じられる。
感謝の気持ちを常に持つこと
ーー 16歳という年齢ですが、これまでで一番大変だったことは?
自分モデルのヨーヨーを作らせていただいているのですが、その作るまでの過程が今までで一番大変なことでした。海外のメーカーとのやりとりなので、形など細かいニュアンスを使えることがかなり難しかったです。0.1ミリ単位での調整なので、自分の感覚を言葉にして相手に“伝える”ということが大変でした。
ーー どうやって納得のいくものを作り上げた?
たくさんの人のおかげで、作ることができました。
自分モデルのヨーヨーを作る時に2つ選択肢があって。1つは「売れるヨーヨーを作ること」、もう1つは「自分が使いたいヨーヨーを作ること」の2択になると思うんです。でも、僕はやっぱり自分が使いたいヨーヨーを作りたくて。前から思っていたことも生かして、細かい部分にもこだわって作りました。でも、それができたのは、協力してくれた人たちがいたからだと思います。
たくさんの人たちのおかげで、自分は楽しくヨーヨーができているのだと思っています。それから、いつもサポートしてくれる家族にも感謝しています。
内に秘めた闘志を持ちつつも、謙虚で感謝の気持ちを素直に言葉にできる。これが新谷選手が愛される理由なのかもしれない。
ポジティブな考えが成功を引き寄せる
ーー 初めて世界チャンピオンになった時はどうだった?
2016年の世界大会には事情があって最初は行かないつもりでしたが、アジア大会で優勝することができて。
自分が優勝するまでに戦った人たちのためにも、世界大会に行って戦おうと決めて臨みました。そしたら優勝することができた感じです。
ーー かなり精神面が強そうに見える新谷選手。緊張やプレッシャーは感じないタイプ?
緊張やプレッシャーはもちろん感じます!でも、いざステージに立つとなれば今までやってきたことを全力で出すだけなので、楽しくやろうと心がけています。
ステージ上で失敗したとしても、そういう顔をするよりも笑顔で楽しく演技をして終わるようにしています。その方が見ている人が「また来年頑張ってね」って応援してくれると思うので。
悪いイメージで終わるより、僕はいいイメージを残して終わりたいから
ーー どうしてそう思うようになった?
他の人の動画や演技を見たりするのですが、そこでやっぱり笑顔で終わった方がいいなと思って。大会を審査する側もみてくれる人たちにとっても、楽しい印象で終わる方がいいなと思いました。あと、自分もその方が楽しいですね。
ポジティブな考えとヨーヨーを心から楽しむスタイルは、ヨーヨーをしている時の彼の笑顔からも伝わってくる。新谷選手のヨーヨースタイルは、みている人を幸せな気持ちにしてくれる。
努力すること。そして常に完璧を追求する
ーー 新谷選手のスタイルとは?
完璧を心がけています。やはり成功することが一番大切で、目指しているところでもあるので。完璧な演技をしつつ、音楽に合わせながらスピード感を生かしたヨーヨースタイルで、自分もみている人たちも楽しませられるような演技がしたいです。
自分が持っている強みはスピードですが、完璧にできてこそ人に与える感動も自分の楽しさや満足度も大きくなると思うので。
ーー 新谷選手にとってかっこいいとは?
限られた時間の中で自分を出せる人。そして努力して成長できる人は、やっぱりかっこいい。
大会のフリースタイルでは、限られた時間の中で今まで自分がやってきたことが全部出る場面でもあります。そこで、前回よりもうまくなっていたり何か変化がある人を見ると、努力の過程が見えてかっこいいなと思います。そういう意味で、大会に出ている選手はかっこいいなと思いますし、自分もそう思われる存在でありたいと思います。
ーー 今の夢は?
世界大会で3連覇することです。2連覇した時は、1回目に優勝した時よりも勝ちたい気持ちが大きくて。1度だけではマグレかもしれないけれど、2度チャンピオンになれたら本物だって思って気持ちを作って行きました。だから、今年は納得がいく演技をして3連覇したいと思います。
将来的な夢は、ジャッジなど何かしらヨーヨーに関係することをやってみたいなと思っています。
ーー 憧れている人は?
岩倉玲選手です。
世界大会という大きな舞台で、1つのミスもなく完璧に演技ができるのは本当にすごいと思います。それを見て、やっぱり完璧を求めることはいろんな人に感動を与えることもできるなと。
自分の目指すスタイルを体現している岩倉選手は本当にかっこいいと思います。
2018年北海道地区大会(NJ)にて
新谷紫恩選手が1A部門優勝した際の岩倉選手とのショット(C3yoyodesign Japan twitterより)
結果が出た後こそ成長できる瞬間
ーー Find Your Magicから感じることは?
僕は大会で他の選手から学ぶことが多くて、終わった後にしっかり振り返る時間を大切にしています。優勝した選手をみてどうしたらこんなに点数が取れるのか、どんな部分がジャッジから評価されているのか。自分に足りない部分はどこかを考えて成長するヒントを探すことが楽しいです。
自分の中の伸びしろを探ることで、輝ける瞬間に近づける。本番だけではなく、練習も結果が出た後の振り返りも含めて僕には大切な時間で、さらにステップアップできる瞬間だと思います。
きっかけをくれたAXE
ーー 今現役高校生の新谷選手。身だしなみなどは気にしてる?
もともとは全く気にしない方でした。去年から、AXEさんがヨーヨー連盟のスポンサーとして応援していただいてから、AXE製品を使ったりして気にするようになりました。
初めて世界チャンピオンになった時は、寝グセがついたままステージに立っていたりしたのですが(笑)、去年はしっかりセットして出場しました。おしゃれがわからなかったのですが、ステージに立つ時は身だしなみを整えてかっこよくしようと思うようになりました。
気にしなかった身だしなみを意識するきっかけになり、よりかっこいい姿で輝く。
常に変化し成長し続ける新谷選手は、ヨーヨー界で目が離せない存在になりそう‥。
新谷 紫恩プロフィール
出典 C3yoyodesign Japan公式サイトより2010年にハイパーヨーヨーに出会う。同年8月には、当時のハイパーヨーヨーのデモンストレーター達に憧れ、その際ヨーヨーパフォーマーの山田淳史氏と出会い、交流を深めるうち、本格的にヨーヨーに目覚めていった。
同年12月、腕前を披露するべく北海道ヨーヨーコンテストにエントリーしハイパーヨーヨー部門で優勝。それまで並行して続けていた他のホビーをはなれ競技ヨーヨー専攻に。現在、北海道のヨーヨーショップ「ヨーヨースペースAS」を拠点として、イベントスタッフやデモンストレーションなど、ヨーヨーの普及活動も行っている。2016年にはアジア・世界大会を、2017年には全国・アジア・世界大会を制覇。
2001年2月23日生まれ
北海道在住
所属: C3yoyodesign
使用ヨーヨー:C3yoyodesign RADIUS
■受賞経歴
2010年 北海道ヨーヨーコンテストハイパーヨーヨー 優勝
2012年 北海道ヨーヨーコンテスト1A 優勝
2015年 北海道地区大会 1A 優勝
2016年 アジア大会1A 優勝
2016年 WORLD YO-YO CONTEST(世界大会) 1A 優勝
2016年 EZONE SS(1A) 優勝
2017年 関東地区大会 1A 優勝
2017年 全国大会 1A 優勝
2017年 アジア大会1A 優勝
2017年 WORLD YO-YO CONTEST(世界大会) 1A 優勝
2018年 北海道地区大会 1A 優勝
その他多数受賞
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