ワックスを付ける前に欠かせないのが「土台作り」です。いくら時間がないからといってこれを怠っていてははじまりません。 まずは根元から髪を濡らし、しっかりと寝癖をとるところから開始しましょう。どうしても時間がないときはぬるま湯で濡らすか、AXEの『プレスタイリングトリートメントミスト』のような、トリートメント成分が配合されている市販の寝癖直しを用いても構いません。ただし、ブローだけは必ず行うようにしてください。髪が濡れすぎている状態でワックスを付けてしまうと全体になじまない可能性もありますし、雑菌が繁殖してしまう恐れもあります。 そして、ブローのコツですが、トップと後頭部には空気を入れるような感覚でボリュームを持たせることを意識し、逆に膨らみがちなサイドは手で押さえながら乾かしてボリュームを落とすとよいでしょう。そうすることで、ワックスを付けたときにより立体的なヘアスタイルを形成することが可能です。
まずは10円玉程度のワックスを手に取り、両手のひらの上でよく伸ばしてください。ワックスは油分が凝固している製品なので、この段階で手のひらの熱を使ってより薄く伸ばしておくことで付けムラを防ぐことにもつながります。 そして、肝心の付ける順番は、後頭部、サイド、トップ、前髪の順番が理想的です。後頭部はもっとも髪の量が多く、仕上がりがペタンとしがちなので多めのワックスを使いたいという理由があります。また、前髪を最後に持ってくるのは逆の理由で、多量のワックスを一番ボリュームのない前髪に付けてしまうと不自然な仕上がりとなる可能性が高いからです。したがって、前髪には最後に手のひらに余ったワックスをなじませる程度で問題ありません。 そうやって髪全体にワックスを馴染ませたら、シルエットがひし形になるように意識して全体のバランスを整えていきましょう。より持続力を持たせるためには仕上げにスプレーをするのが理想的です。AXEの『ファイナルタッチインビジブルスプレー』のような仕上げ専用の霧状スプレーを使うことで、よりワックスで作ったシルエットを1日中ナチュラルにキープしておくことができます。
基本的なワックスの付け方はどのヘアスタイルでも大差ありませんが、仕上がりをより良くするための付け方やポイントというのは若干違ってきます。
髪全体に均一にワックスをなじませることを意識することで仕上がりもより自然なものにすることが可能です。
無造作感がヘアスタイルの肝になりますので、不揃いな毛束感を出せるように所々でねじりを加えるとよいでしょう。束を作るときは、極力細めの束を意識することをおすすめします。束があまり太すぎると不自然さが増しますし、時間が経つことで崩れてしまう可能性も上がってしまうからです。
髪を遊ばせるというより自然な流れに見えるようセットすることを意識しておくのがポイントとなります。また、パーマやロングのスタイリングではハードすぎるワックスより柔らかめのワックスを使った方が、仕上がりがより自然なものになりますので、それも併せて覚えておくとよいでしょう。
ワックスは、付け方が少し違うだけで仕上がりには大きな違いが出てくる商品です。また、ヘアスタイル別に押さえておきたいポイントも変化しますので、理想のヘアスタイルに近づけるように今回紹介したポイントを意識してワックスを使っていきましょう。
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