AXE Lab.

▼中路先生プロフィール 医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター ▼経歴 1991年兵庫医科大学卒業　 ▼保有免許・資格 米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医　 日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医

汗腺から出た汗は皮膚を保護し、蒸発して熱を奪い体温調節に役立っています。無理に汗を抑えるのは良くありません。そのため、汗臭さを抑えるためには「良い汗」をかくことをこころがけましょう。 「良い汗」とは水分を多く含んだ汗であり、反対に「良くない汗」とは皮膚の常在菌のえさになり、においのもととなるタンパク質・脂質などの成分を多く含む汗です。そのため「良い汗」をかくため、ウオーキングやぬるめのお風呂で汗をかくことなどで、汗腺の代謝を上げる必要があります。また、肉類や脂っこいものを控えることも重要です。 お仕事などの日常生活に支障をきたすほどであれば、他の病気がある可能性もあり一度医師へご相談ください

男性の汗が臭いやすい原因には、女性より皮脂の量が多いこと、新陳代謝が活発であることなどが考えられます。最初に、男性の汗から臭いがする3つの原因をご紹介します。

一般的に男性は、女性よりも汗と皮脂の量が多い傾向にあります。汗自体に臭いはないのですが、時間が経つにつれて汗と皮脂が混ざり合い、嫌な臭いがするようになります。また、毎日のお風呂で皮脂をしっかりと落とせていないことも、嫌な臭いの原因になりやすいです。

汗や皮脂の分泌量が多い10代から20代は新陳代謝が活発で、ワキ汗の臭いによる体臭が最も多くなりやすい時期です。ワキ汗は、酸っぱい臭いが特徴。ケアしないで放っておくと、皮脂と混ざった汗が空気中の酸素により酸化し、体臭がひどくなる可能性があります。

加齢臭とはあまり関係ないと思いがちな10代から20代の男性も、汗による嫌な臭いの対策が大切です。

体臭の原因は人それぞれで、ストレスや生活習慣によっても発生すると言われています。例えば、肉や揚げ物ばかり食べているなど、食生活の偏りや乱れにより体臭が発生することもあります。

また、運動不足で汗をかいていないと、汗腺の機能が低下して汗の質が悪くなり、体臭につながる可能性も。生活習慣が乱れていると感じる人は、汗の臭いに注意しましょう。

体臭が気になったら汗をこまめに拭く、お風呂でしっかりと体を洗うなどして臭い対策をしましょう。汗の臭いが気になる男性におすすめの5つの対策をご紹介します。

汗をかいたら放置しないことが何より大切です。タオルやボディシートを持ち歩き、汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。ボディシートを使うことで、臭いの原因となりやすい皮脂も取り除けます。シャワーを浴びられる場合は、汗を流して清潔な肌の状態を保ちましょう。

しっかりと体を洗うことも臭い対策になります。体を洗う際は、洗浄力の高いメンズ用のボディソープを使うのがおすすめ。特に、臭いの出やすい足やワキの下は入念に洗いましょう。

体を洗う際はボディソープをよく泡立て、泡を転がすように優しく洗うのがポイントです。ゴシゴシと力を入れて洗うと、雑菌の繁殖を抑えバリアの役目を果たしているブドウ球菌まで洗い流してしまうことがあるため、優しく洗うようにしましょう。

制汗剤やボディスプレーなど、気軽に臭いケアができるアイテムを使うのもおすすめです。制汗剤は、嫌な臭いの元になる物質が少ない清潔な肌に使うことが大切です。

また、汗の臭いを拭き取ったり抑えた上で、さりげなく良い香りを纏えるボディスプレーを使うと、周りの人に好印象を与えられるでしょう。外出時は携帯タイプのボディスプレーがおすすめです。

体臭が気になる時は、普段からバランスの良い食事を心がけましょう。動物性のタンパク質は臭いの原因になりやすいため、肉類やチーズなどの動物性脂肪の摂りすぎには注意し、バランスの良い食事を心がけましょう。

特に、緑黄色野菜や海藻類は、ビタミンC・Eやポリフェノールが多く含まれるため積極的に摂りたい食品です。緑黄色野菜は抗酸化作用があるとされ、臭いの原因となる皮脂の酸化を抑制する効果が期待できます。海藻類は乳酸などの発生を抑え、臭いを軽減すると言われています。

運動をして汗をかくのも臭い対策につながります。汗をかくことで汗腺が鍛えられ、サラサラとした臭いにくい汗が出るようになるためです。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行い、運動習慣を身につけると良いでしょう。いつもシャワーで身体を洗っている方は、湯船につかったりサウナに行って汗をかく方法もおすすめです。

ワキや足など体の部位によっても、汗の原因や対策方法は異なります。部位別の汗の臭い対策をチェックして、効果的にケアしましょう。

ワキの臭いは、ワキの下にある「アポクリン腺」から出る汗が原因とされています。ワキは特に蒸れやすい部位のため、通気性・吸収性の良い衣類を選ぶのがおすすめです。毎日お風呂に入って清潔にするのはもちろん、日中汗をかいたらこまめに拭き取るようにしましょう。

足の臭いの原因は、足の裏に多く分布している「エクリン腺」から出る汗とされています。靴や靴下によって蒸発しなかった汗が微生物の栄養源となり、強い臭いになることも。汚れや古い角質が残らないよう、足の指の間までしっかり洗いましょう。

ただし、スポンジなどで強くこすり過ぎると、足の裏を傷つけて菌の繁殖を促進してしまう恐れがあります。そのため、手で丁寧に洗うのがおすすめです。また毎日同じ靴を履かない、一度履いた靴はしっかり乾燥させるのも臭い対策につながります。

頭皮の皮脂は、洗髪後4時間～半日程度で毛穴に溜まるため、毎日洗うことが重要です。ただし、1日に何度も洗うのは逆効果。頭皮環境を整えてくれる菌が減り、臭いの原因となる細菌が増えてしまいます。

髪を洗うというよりは、頭皮を洗うイメージで洗髪します。生乾きの状態は菌の温床となるため、すぐドライヤーで乾かしましょう。

汗の臭いが気になっても、本当に臭うかどうか自分ではわかりにくいもの。簡単なセルフチェック方法を紹介するので、気になる方はぜひ試してみてください。

ワキ汗が気になる時は、家にあるタオルやガーゼなどで拭き取って実際に臭いを確認してみましょう。直接ワキ汗をタオルなどで拭き、自分で臭いを嗅いでみるだけなので手軽にできます。この時、ワキに軽く汗をかいた状態で行うのがコツです。

汗を拭き取った後のタオルの臭いを嗅いでみて、特徴のある臭いを感じたのであれば、ワキガなどの可能性も考えられます。気になる方は、医療機関を受診してみましょう。

ワキ以外の汗の臭いが気になる場合には、1日着た洋服をビニール袋などに入れておき、しばらくしてから自分で臭いを嗅いでみる方法がおすすめです。

ビニール袋の臭いを確認した時にきつい臭いがしたのであれば、強い体臭がある可能性が高いといえるでしょう。セルフチェックで使う洋服は、体臭の程度をより正確に確認するために、肌に直接触れていたものを使うことがポイントです。

穴が空いていたり密閉できない袋は、体臭が漏れ出てしまい正確に確認できない場合があります。服を入れる袋は密閉できるものがおすすめです。

汗の臭い対策に加え、良い香りを纏うと魅力がアップします。手軽に使えるボディスプレーを取り入れると、さりげなく良い香りを纏えます。また、洗浄力の高いボディソープやシャンプーを選べば、汗の臭い対策にもなるでしょう。最後に、AXEのおすすめアイテムを紹介します。

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普段から体臭が気になる方は、体臭対策が期待できるボディソープを選ぶことが大切です。選び方のポイントは、「臭いのもとになる体の汚れを落とせるものか」「泡立ちが良いボディソープか」「良い香りがするボディソープか」などの点です。

AXEのボディソープは、臭いの原因となる汚れをしっかり落としてくれるアイテム。ヒアルロン酸※配合処方で優しい洗い上がりです。なかでも「アックス フレグランスボディソープ キロ」は、爽やかなアクアグリーンの香りがさりげなく漂う人気アイテム。気になるニオイを防ぎつつ、心地良い香りを全身に纏えます。

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洗浄力と香りの良さを兼ね備えたシャンプーなら、臭い対策と香りケアを同時に行えます。『アックス ゴールド アンチグリース シャンプー』は、ウッドバニラの洗練された香りのシャンプー。皮脂や汚れを取り除くのはもちろんのこと、上品で清潔感のある香りを漂わせられます。また洗浄補助成分*も配合しているため、髪がへたらずスタイリングしやすくなるのも特徴です。

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自分の体臭を定期的にチェックするなどして臭いの原因を突き止めると、効果的に臭い対策ができます。また、ほのかに香るボディスプレーやボディソープなどを毎日の臭いケアとして取り入れると、周囲に清潔感のある印象を与えられるでしょう。この記事で紹介した対策やアイテムも参考に正しい臭いケアをして、良い香りのする男性を目指しましょう。